【書評】パワートレーニングバイブル
言わずと知れたパワートレーニング書の集大成ともいえる1冊です。
今回はこれを読んだんで書評書きます。
まあいろんな人が書いてると思うんで単純に自分の備忘録程度で書いてます。
<作者について>
ハンター・アレン(Hunter Allen)
ピークス・コーチング・グループのオーナーで、アメリカ・サイクリング・レベル1のサイクリングコーチ。ナビゲーター・チームの元プロ・サイクリスト。1995年以来、様々なレベルの持久系競技の選手のコーチを行っている。門下生合計で1000以上の優勝回数を数え、国内および世界選手権大会で数々のタイトルやメダルを獲得している。
数千にも及ぶパワー・データを分析し、パワー・データ分析ソフトの性能向上に取り組んでおり、パワー・トレーニングの権威的存在である。
アンドリュー・コーガン博士
多岐にわたる分野で、数多くの科学論文を発表している国際的に名高い運動生理学者。具体例としては、サイクリングのパフォーマンスにおける炭水化物の影響、時給系トレーニングへの生理学的適合性、運動中の筋肉の代謝への加齢の影響、といったものがあげられる。
アメリカ国内のマスターズで全国レベルの実力を有するサイクリストで、一流のパワー・トレーニングの専門家としても広く認知されている。
<本書について>
パワー・トレーニングの集大成の1冊
おそらくこの手の本で最も有名な本
<本書をおススメする方々>
レースで上位を狙うサイクリスト、今よりも早くなりたいサイクリストにオススメです
問題はやや抽象的だから、読むには骨が折れるかもしれません
<本書で感銘を受けた点>
以下に、私が感銘を受けたフレーズを挙げます。
響いたら読んでみてください
・アスリートは、継続的な体力アップをもたらす最も特化したトレーニングを最小限の量行うべきだ
⇒ やればやるだけいいわけではない。自分の強み・弱みを理解してそのうえでどこをどう伸ばすかを考えるべきってこと。やりすぎも問題だし。
・インターバルを止める目安は、平均パワーの低下幅で判断する(P.111)
⇒ これが知りたかったこと。いつまでやるべきか判断できるようになった。まあレースがないから最近はやってないんだが・・・。
<まとめ>
パワー・トレーニングの基本を知りたければこの本という一冊です!