【書評】学びを結果に変えるアウトプット大全

まともなブログ1発目は、ブログを書くきっかけになったアウトプット大全から。

最近のビジネス書の中でずっと上位キープしてたので気になって手にとってみた1冊です。

その中の『月に3冊の本を読むより1冊読んだ本の感想をちゃんと書いた方が成長できる』という旨の言葉にその通りだなと思ってこの度、ブログを始めてみました。

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〈作者について〉

まずは、作者の樺沢紫苑さんについてのご紹介。

精神科医でSNS、メールマガジン、youtubeなどで精神医学や心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく伝え、「日本一、情報発信する医師」として活躍してる。樺沢先生はメルマガ毎日発行 13年、Facebook 毎日更新 8年、youtube毎日更新 5年、毎日3時間以上の執筆 11年、2-3冊の出版 10年連続、新作セミナー毎月 2回以上 9年連続など、非常に長期間のアウトプットを実践している。(アウトプット大全の帯より抜粋)

なんだか、樺沢先生の回し者みたいですが、特段関係などなく、今回の読書で始めて知った方です。自分の最近の趣向として、脳科学に興味があったのでそこにも合ってるのかと思います。自分の脳がどういう仕組みで動いているのか、そんなことに興味を持ってる脳筋です。脳筋は割と勉強家なんです笑

〈本書について〉

この本は〇〇大全系の本で、基本は見開きページで1テーマ終わるのではとても読みやすいビジネス書でした。樺沢先生が本人の経験から自己成長のためのノウハウを記載してくれている一冊です。

そもそも、アウトプットとはなにか。それは出力です。話すこと、書くこと、行動すること。これ無くしては世界は変わらない。そんなことをわかりやすく説明してくれるのが本書だと思います。

〈本書をオススメする方々〉

ビジネス書のランキングで上位をキープしていたので、すでに多くのビジネスマンが読んでるのではないかと思います。一般的なビジネスマンだけでなく、個人的には以下の方々に読んでいただきたいと思った1冊です。

① アスリート

アスリートは日々、結果(アウトプット)を求めて、練習(インプット)をしていると思いますが、それを客観視するいいきっかけになると思うからです。

②社会人になって伸び悩むビジネスマン

勉強熱心だし、学生時代の成績はよかったのにどうにも仕事は上手くいってないと感じているビジネスマンにもオススメです。学生時代はインプット力が試されていて、社会に出るとアウトプット力が試される、そんなことが分かって努力する方向が変わってくるのではないかと思います。

〈本書で感銘したこと〉

① 冒頭にも書いたが、『月に3冊の本を読むより1冊読んだ本の感想をちゃんと書いた方が成長できる』という旨の言葉。たしかに、月にそれなりの量の本を読むが、それをアウトプットしていないため、ただなんとなく読んでいただけだったと思います。それではただ本を読んでるという自己満足だったんだろうなと思ってしまったのです。まあ、自己満足に変わりはないのかもしれないが、ブログなどで他人の目に触れるような感想を書くことになるとどうやってアウトプットに落とし込むか、それを考えながら読むので頭に内容がかなり入って来るようになりました。また、本の読み方も指南してあり、そこも役に立ったと感じている。

② 挨拶もアウトプットである。

挨拶は「あなたを認めています」のサインと本書にあります。自分自身、挨拶はコミュニケーションの基本だと思って日々生活しているので、それをきちんと文章に書いている点にとても感銘しました。翌日から職場でさらに笑顔で元気よく挨拶できるようになったのは、本書のおかげだと思います。

〈まとめ〉

自己満足だった自分を変えてくれた1冊です。伸び悩む全てのビジネスマンやアスリートに読んでもらいたいし、自分自身もこれからちゃんとこの1冊だけでなく、さらに多くの書評やロードバイクやマラソンのレースレポなどブログでのアウトプットを続けていきたいと思ってます。